2016年5月7日土曜日

【ニュース】タタール語を学ぶフランス人


2016年5月6日 Ватаным Татарстан

私の名前はベルナルド・モノトです。66歳です。今はスペインのバレンシアに住んでいます。母語はフランス語とブレトン語です。それ以外に英語、トルコ語、アラビア語、ギリシャ語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、セルビア語、ドイツ語、タタール語ができます。2013年にANA TELEオンラインスクールでタタール語を学び始めました。

まず、自分の人生について話したいと思います。私はもう定年退職しました。長年フランスの外務省でコンサルタントとして働きました。私はフランスのブリターニュ地方のブレスト(フランス軍の軍港)で生まれ、少年時代をそこで過ごしました。学校では数学と物理が好きでした。祖父も父もフランス海軍で将校として働きました。彼らは私も将校になることを望んでいました。ですから私は船やボート、海や長期旅行にはいつも興味がありました。学校を卒業して、パリのENSAEという国立統計・行政経済学院に入学しました。そこでは英語で学びました。ドイツ語も勉強しました。スペイン語はギムナジウムで覚えました。高等教育を終えると、人生をパリで過ごしたいとは思いませんでした。大きな海を見たり、他の民族の人たちと知り合い、話したいと思いました。これは、私が港のある街(ブレスト、ロリアン)に住んでいることで説明できます。そこには外国から商船や軍艦が来ていました。ギリシャの水夫と話して、ギリシャ語を覚えました。

1968-69年にロリアンでポルトガルのために四隻の潜水艦が作られました。そこで働く部隊のある将校と知り合い、ポルトガル語を覚えました。その後彼は私をポルトガルに招待しました。ユーゴスラビアには良く旅行に行き、何回か国際青年キャンプに行きました。ですからセルビア語も分かります。その後パリの国立東洋言語文化研究所でトルコ語を学びました。その後フランス外務省の東洋部に就職し、私は外交官になりました。38年間フランスの外交に携わりました。その間、様々な国のフランス大使館で働きました。

トルコ語以外に、他のチュルク諸語が勉強したくなりました。ホンジュラスに住んでいるとき、ダナ・ズィナシェヴァというカザフ人女性と知り合いました。彼女は私に、もう一つチュルク語を学ぶことを勧めましたが、トルコ語はカザフ語、タタール語、バシキール語より簡単だと言いました。2013年に私はタタール語を勉強することにしました。しかし本が全くありません。まず露仏辞典を買いました(ロシア語はできません)。ネットのサイトはみんなロシア語です。

「Татарча өйрә­нә­без!(タタール語を学ぼう!)」や「Мин татарча сөй­ләшәм(私はタタール語を話します)」というオンライン番組を見て、多くの単語を学びました。同時に、「Tatarisch Wort für Wort” (Kau­der­welsch Band 149)」というドイツ語で書かれたラテン文字タタール語の本や、サビロフの「Самоучитель татарского языка」という本を使いました。ТНВ-Планетаチャンネルのタタール語学習番組を楽しんで見ています。

ANA TELEオンラインスクールについて知り、登録しました。今もそこでタタール語の勉強を続けています。ANA TELEオンラインスクールの授業はとても面白く、楽しいです。そのスクールのおかげで多くのことを学びました。タタールスタンの歴史、経済、都市、自然についてとても多くの情報を得ました。言語を学ぶことを通してタタールの人々についても知りました。特に民族の祭りであるサバントゥイ、タタールの文化、芸術、習慣などについてです。私は特に会話の授業が好きです。それは言語の学習のために欠かせないものです。オンラインスクールの9つのレベルを終えましたが、会話の授業は続けています。時間があるときはネットでВатаным Татарстан紙も読んでいます。

http://matbugat.ru/news/?id=14808


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