日本で昨年末に始まったタタール語講座が続いている。講座の三回目のセメスターが終わり、9月に新しいセメスターが始まる。7月19日の授業にはタタール語を学ぶ菱山湧人さんと中村瑞希さんも参加した。
2014年11月から東京でタタール語講座が行われている。授業は毎週日曜日にある。
私たちは授業を行っている唐澤ギュルナラさんに、講座がまだ続いているか聞いた。見てみると、講座はセメスターせいで行われているそうだ。「1セメスターは10回の授業からなります。今私たちは3回目のセメスターを終えました。4回目のセメスターは9月に始まります」とギュルナラさんは話した。
この講座は日本のトルコ大使館とユヌス・エムレ・インスティテュートが共同で行っている。ユヌス・エムレ・インスティテュートは世界でトルコ語の教育と普及に携わっている。授業はタタール人が作った東京モスクで行われている。
講座は二つのクラスからなる。初級クラスと中級クラスがある。二つのクラスに合計20人が通う。「授業に通う人のほとんどが日本人です。何人かタタール人とトルコ人がいます」とギュルナラさんは私たちに話した。
講座の受講者や関心がある人たちのためのブログもある。そこには講座に関する情報以外に、受講者のための日本語・タタール語の教材が載っている。また、VKontakteにもタタール人のための日本語を学ぶグループがある。
7月19日にセメスターの最後の授業が行われた。そこにはタタール人に知られた日本人の菱山湧人さんと中村瑞希さんも参加した。菱山さんは去年の国際タタール語オリンピックでグランプリを受賞し、現在はカザン連邦大学でタタール語を本格的に学んでいる。中村さんは今年の国際タタール語オリンピックに参加した。
菱山さんは私たちに講座について、「友人の中村さんとタタール語の授業にお邪魔しました。私はタタール語の現況と保護・振興の取組というテーマで発表しました。中村さんはタタール語オリンピックについて話しました。授業後は一緒にペレメシを食べました。授業には全部で20人が通っています。授業はとても気に入りました。受講者は授業でタタール語だけで話しているのに驚きました」と話した。
最近日本でタタール語やタタール文化への関心が強まっている。自分でタタール語を学ぶ若者が増えているほか、日本でタタール関係のイベントも多くなってきている。2013年には東京でトルコ・タタール文化の日が行われた。2014年にはタタールスタンのロステム・ミンネハノフ大統領が日本のタタール人やタタールに興味のある日本人と会った。また、東京の国際交流イベントでタタールスタンが紹介された。
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