日曜日、国際免許証を持つ日本人の友人とレンタカーでタタールスタン中部のチストポリとビリャルスクに行くため、カザン空港に向かった。
空港でレンタカーを借りようとすると、白タク運転手がやってきて、「窓口の係員は1時間後に来る、レンタカーはこうこうこういうシステムだからお得ではない、俺は100ドルで連れて行ってやるから行こう」などと言ってきた。迷っていると、「70ドルでどうだ?」と言うので、それならいいだろうと、OKしようとすると、運転手がタタール語で"Киттек(行こう)"とひとこと。そこからタタール語での会話が始まり、「これはもう決まりだ」という感じで、旅が始まった。
途中、カマ川を渡ったところにあるアレクセーエフスコエの街に寄って、きれいな聖堂を見学。
日曜日だったので、何かの儀式が行われていた。教会の内部は一面に絵が描かれていて、見事だった。
チストポリはタタールスタン中部のカマ川に面した街で、古い街並みが残っている。
まずはカマ川のほとりにある公園に行った。
公園からは青と白がきれいな聖堂が見える。
聖堂の中に入ると、そこでも儀式が行われていた。
この聖堂はチストポリの一番の観光名所でもあり、古い時代に建てられたものだ。
昼食をとろうと町の中心部へ移動。そこで偶然あとで行こうと思っていた新しい聖堂の前に到着。
ここでは小さな子供達への儀式が行われていた。
そのあとはカフェがある中心部に移動し、散策。古い建物が目立つ。
昼食はしゃれた感じのカフェで、ラグマンとごはん・鶏肉・サラダの盛り合わせを頂いた。
味・値段・サービス共に大変よかったので、また来ることがあればここで食べたい。
昼食後は、南の方にあるビリャルスクに行く道沿いにあるモスクを見て回った。
緑色がきれいなこのモスクは古い時代につくられたものだそうだ。
さらに南には、青が鮮やかな新しいモスクがあった。
このモスクを見た後は、遺跡のあるビリャルスクに向かった。
ビリャルスクの北の森の中には「聖なる泉」とよばれる観光地がある。
夏はにぎわうのだろうが、この時期は人がまばらだった。噴水や泉も見つけることができなかった。
坂を上ると、この地に伝わる伝説にちなんだモニュメントがあった。
最後に、村の南のはずれの平原の中にある遺跡に行った。
そこには10-13世紀のモスク跡があった。
また、同じ時代のレンガ造りの住居跡もあった。
順調に目的地をすべて回ることができ、満足してカザンに帰った。
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