2016年7月9日土曜日

菱山さん:「タタールスタンが懐かしくなってきた」

Юто Хисияма: “Үз илемдә рәхәт булса да, Татарстан сагындыра башлады”
タタール語を自分で学び、カザン大学に留学した日本人は、これからもカザンとかかわり続けようと考えている。
2016年7月8日 Tatar-inform
2014年にカザンで行われた第二回国際タタール語・文学オリンピックでグランプリを受賞した菱山湧人さんは、カザン大学の「異文化コミュニケーションにおけるチュルク諸語コース」を修了し、文献学修士の学位を取得した。赤い修了証は、レフ・トルストイ文献学・異文化コミュニケーション学部のレディフ・ジャマレッディノフ学部長が授与したと、当学部のガブドゥッラー・トゥカイ・タタール文献学・文学専攻は伝えた。
菱山湧人さんは2013年に東京外国語大学トルコ語専攻を卒業した。タタール語を自分で学んだ菱山さんは、(2014年4月に)国際タタール語・文学オリンピックに参加し、タタール語の知識を試すことにした。結果、この大会でグランプリを受賞した菱山さんには、カザン大学で学ぶ権利が与えられ、(2014年9月に)修士課程に入学した。
Tatar-informの記者が、菱山さん本人と連絡を取った。修了証を受け取った後、日本に帰国した菱山さんは、自分の国では落ち着くが、カザン・タタールスタンが少し懐かしくなってきたと話した。彼は、「タタール語とバシキール語の所属人称接尾辞」のテーマで修士論文を書いた。このテーマはカザンに来る前に日本で選んだが、日本ではタタール語文法に関する文献が少ないため、カザンで学ぶことにしたという。タタール語とバシキール語で所属人称接尾辞は大きな役割を担っていると彼は話す。テーマは重要なだけでなく、かなり複雑であるため、修士論文の執筆は非常に難しかったようだ。しかし、指導教官であるカザン大学の一般・チュルク言語学研究室のギュゼル・ネビウッリナ准教授の指導で、この論文を書き上げることができたという。
「カザン大学へ留学してよかった。タタール語で学び、試験を受け、論文を書いて、修了できたことはうれしい。タタールスタン留学は知識だけでなく、多くの友人や知り合い、思い出をくれた。これからは日本で進学して、チュルク諸語の研究を続けたい。並行してカザン大の通信教育を受けることも考えている。これからも日本とタタールスタンの間で生きていく。だからタタールスタンにまた来ることになるだろう」と菱山さんは話す。
http://tat.tatar-inform.ru/news/2016/07/08/122806/

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