ホテルのヘリポートから見たカザン大学。中央の白い建物が本部棟、左側の高い建物が物理棟。 |
カザン連邦大学(Казанский Федеральный Университет / Казан Федераль Университеты)は1804年に設立された歴史ある大学で、あのレーニンもここで学んだことがある。近年、大学の統廃合が進み、現在は街中にカザン大学の建物が散らばっている。ここでは留学中に筆者が写真を撮ったキャンパスを中心に簡単にご紹介したい。
本部棟。哲学部などが入っている。
本部棟の一部。敷地内には様々な建物があり、留学生課もここにある。
本部棟前には若き日のレーニン像がある。
高くて目立つ物理棟では、物理の研究・教育が行われている。最上階からの景色が素晴らしい。
かつてのカザン国立大学のキャンパス。現在はカザン連邦大学の言語・文学・芸術系学部のキャンパスとなっている。
ロシア語・ロシア文学はここで学ばれている。ロシア語を学びにきた外国人留学生もここでロシア語を学ぶ。
タタール語・タタール文学もここで学ばれている。
建物前の広場には有名なタタールの音楽家セリフ・セイデシェフの像がある。
大学の出入り口にはロシアとタタールスタンの国旗と大統領の肖像画が飾られている。
ユニバーシアード村 |
2013年にカザンで開催されたユニバーシアード大会の選手村として建設されたユニバーシアード村(Деревня Универсиады / Универсиада авылы)は、普段はカザン連邦大学などの学生寮として、大きなスポーツ大会があるときは選手村として使われている。今年はカザンで世界水泳が行われ、選手村としてこのユニバーシアード村が使われた。国際タタール語オリンピックの第三回大会も4月にここで行われた。筆者も留学中はここに滞在した。
アカデミック・パーリン通りとフサイン・マヴリュトフ通りの交差点。赤いのが47番バス。寮の敷地を出たら手前の横断歩道を渡れば左手に銀行が、奥に見えるもう一つの横断歩道を渡って左にバス停が、右に行けばショッピングセンターがある。
広い敷地に30棟近くの建物がある。ユニバーシアード村通り沿いの1号棟から20号棟までが、カザン大学の学生寮として使われている。
10号棟と11号棟の間には食堂がある。
カフェ形式になっていて、安くたくさん食べることができる。ただ、普通はみんな自炊するので、あまり混んでいない。
筆者が二年目に住んだ1号棟。どの棟に住むかは、学部ごとに決まっている。1号棟から5号棟は他の棟よりも大きい。バルコニーが付いている代わりに、キッチンが数部屋に一つとなっている。
一号棟の部屋からの景色。
筆者が一年目に住んでいた七号棟の部屋からの景色。隣の6号棟が見える。6号棟はゲストハウスで、学生ではなく外国や他の街から来た研究者や教師などが住む。ルームサービスや、24時間英語対応可のフロントがあったりと、ホテルさながらのサービスが付いている。
ゲストハウスの6号棟、7号棟、留学生用の8号棟。
6号棟から20号棟は5階建てで、すべて同じような形をしている。各部屋にキッチンとユニットバスが付いている。
6・7号棟の前には広場があり、集会やイベントが行われる。
広場前には右からタタールスタン、ロシア、カザンの旗が掲げられている。
3号棟の一階にはスーパーがある。多くのものはここでそろうが、値段は高め。特に食品は品ぞろえを考えると、近くの他のスーパーに行ったほうが良いだろう。
クリスマスシーズンになると、広場にクリスマスツリーが設置される。12月から1月の中旬ぐらいまで飾られる。
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