日本初のモスクである神戸モスクの80周年と、日本におけるタタールスタン文化デーに際して、マルジャーニー・インスティテュート、タタールスタン科学アカデミー、タタールスタン教育科学省は、島根大学、日本文化協会、東海大学との協力のもと、国際シンポジウム「タタール世界と日本の文化、経済、技術関係:過去と現在」を開催する。
国際シンポジウムは10月19日から23日にかけて、神奈川県と島根県で行われる。
第一セッションは東海大学の湘南キャンパスで10月19日に行われる。テーマは「極東のトルコ・タタール移民とタタールの文化・歴史の研究」で、主な議題は以下の通り。
●日本におけるタタール研究の発展
●極東におけるトルコ・タタール移民の研究
●タタール人と日本におけるイスラムの発展(異宗教間の対話と相互理解)
第二セッションは島根県松江市で10月23日に行われる。テーマは「タタール世界と日本の文化、経済、技術関係」で、主な議題は以下の通り。
●日本の伝統的な製鉄技術「たたら製鉄」の起源と発展
●伝統的な社会における近代化のプロセス(日本とタタールの社会を例に)
●日本のアーカイブやプライベートコレクションにあるタタール関係の資料:研究の展望
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