2016年5月17日火曜日

【ニュース】タタール語を学ぶイタリア人女性「タタール文化が好き」

Сара Шибетта


2016年5月16日 Азатлык радиосы

フィレンツェ生まれのイタリア人女性サラ・シベッタさんはタタール文化にはまっている。彼女は私たちに、タタール語に興味を持った理由を話してくれた。

タタール語への関心は様々な民族の人たちに見られる。彼らの多くはタタール語やタタールスタンに何の関係もなく、タタール語を学んでいる。私たちはいつもそのような人たちの紹介をしている。今回はイタリアの番だ。

サラ・シベッタさんはイタリアのフィレンツェで生まれ育った。今はパルマに住んでいて、大学で外国語を学んでいる。SNSでは、彼女が自身のタタール語への強い関心について書いた投稿が広まっていっている。彼女は時間を見つけ、私たちの質問に答えてくれた。

記者:サラさん、タタール語への関心はどのようにして生まれましたか?カザンに来たことはありますか?

サラさん:いいえ、ロシアに来たことがありません。ですが、カザンにすごく行きたいです。写真のような、美しいクレムリンやその博物館を見てみたいです。

一度ネットでシュラレ・ミュージカル・グループの「Эх сез матур кызлар」という歌のビデオを見ました。とても愉快で美しい歌で、アーティストたちもとても気に入りました。フェイスブックで彼らを見つけ、タタール人であることを知りました。それまでタタール人について聞いたこともなく、調べ始めました。

ネットでタタール語やロシア語で、タタールのドキュメンタリー映画やコメディーを見始めました。私は「Нәгыймә」と「Мәхәббәт ул йөрәк эше」が気に入りました。それらの映画を通して、タタール人の習慣や家族について知ることができました。そうやって、タタール語やタタール文化に興味を持ち始めたんです。

記者:ロシア語はどこで勉強したんですか?
サラさん:大学で学びました。今も学んでいます。他にフランス語と英語が話せます。
記者:タタール語を学ぶことができますか?どう学んでいますか?
サラさん:はい、タタール語を学ぼうと頑張っています、特にタタール人の友達とネットでやり取りするときに。タタール人はとても心が広く、いつも助けようとしてくれます。最近「Ана теле」というタタール語学習のオンライン学校があることを知り、今はそこでタタール語を学んでいます。
他にТНВチャンネルのПереведиという番組を見ています。これはとても役に立ちます。そこではロシア語からタタール語へだけでなく、英語からタタール語へも翻訳しています。これは表現を覚えるのにとても役立っています。
記者:タタール人の特に何が好きですか?
サラさん:カザン・クレムリンの美しさにうっとりします。本当にきれいです!カザンに行ったことはないですが、好きになりました。カザンに行ってみたいと思っています!
記者:イタリアではタタール人は知られていますか?
サラさん:ヨーロッパに住むタタール人はもっと多くのイベントを開いたほうが良いと思います。タタール文化、タタール語、タタールの人々についてよく知るためには、私たちには様々な文化イベントが必要です。
私は人々にタタール文化について話すのが楽しいです。今も覚えています。ロシア文学の授業で先生がタタールスタンとタタール人について質問しました。私はすべての質問に喜んで答えました。タタール語でいくつかの表現を言うと、みんなとても驚きました。
最近大学でムスリムの学生が私たちを、アラビア文化とイスラム教のイベントに呼びました。そこで私はタタール人について話しました。美しいクル=シャリフモスクを見ると、彼らもカザンを気に入りました。
記者:イタリアのタタール人と会ったことはありますか?
サラさん:最近イタリアに「Tatare in Italia」という文化団体があるのを知りました。その団体はイタリアに住むタタール人をまとめ、定期的に会を開いているそうです。まだ参加したことはありませんが、近いうちにローマに行って、彼らのイベントに参加し、面白いタタールの人たちと知り合いたいです。
http://www.azatliq.org/a/27724440.html


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